〇〇県の有名なもの 秋田編

 

東北地方の北の端までいきましたので、日本海側を南下することにします。秋田県です。

 

 秋田県は遠いです。群馬県から秋田に行くには、新潟まで出て日本海側を北に上るか、大宮まで出て、東北新幹線で盛岡まで、盛岡から秋田新幹線で行くかのどちらかです。秋田新幹線は、特別な新幹線なんですよ。盛岡までは、普通の東北新幹線の「やまびこ」にくっついて走ります。盛岡からは、最高速度130km/時で、在来線の線路を走ります。踏み切りもあります。この秋田新幹線と同じ方式をとる山形新幹線は「ミニ新幹線」と呼ばれています。(まだ乗ってないなぁ。今度乗ってみるかな?)

 

 私が小学生の頃は秋田の勉強で「八郎潟」を教わりました。今では、「八郎潟」はあまり有名ではなくなりましたね。男鹿半島の大きな湖(琵琶湖に次いで日本2位だったそうです)を干拓して、その中にモデル農村として村をつくり、田んぼを作りました。かなりの収穫高を見込んだ干拓でした。しかし、その後、お米が余る時代になり、生産制限をされ、今では政府の無計画性が問題になってしまっているようです。

 

 東北四大祭のひとつ、竿灯(かんとう)は秋田の祭りです。実際に見ました。「すごいです」というよりも、「偉いです」が感想です。何十キロもする竿灯(大きな提灯を何十個もつけた竹竿)を肩や額、腰などでささえバランスをとるのです。「よくあんなことができるなぁ」と感心しきりでした。男鹿の「なまはげ」、横手の「かまくら祭り」も有名ですね。

 

 「きりたんぽ鍋」も「しょっつる鍋」も好きです。「比内地鶏」「じゅんさい」「稲庭うどん」「あきたこまち」・・・秋田には、美味しいものがたくさんあります。 

 

 奥羽山脈と出羽山地が南北に走る山間部では、「秋田杉」が有名です。大曲では「曲げわっぱ」も作られています。残念ながら、日本一のものは、あまりありませんでした。が、「あきたこまち」など米の生産量は第3位です。

 

 秋田県は、雪深い県です。でも、それだけに(?)人間が温かく、とても素朴で素敵ですね。父の友人で秋田の人がいました。以前勤めていた会社の上司で横手の人がいました。みんな好きでした。