○○県の有名なもの 埼玉編

 

さて、関東地方に戻りましょう。今日は、埼玉県です。

 

 「埼玉県の県庁所在地は?」と聞かれて「浦和市」という人は古い人(笑)。市町村合併で「さいたま市」になったのですから。みんなの年だったら、大丈夫かな?

大宮の駅には、東北や長野・北陸、新潟といったところへの鉄道が集まっていますね。大規模な鉄道博物館も大宮にあります。鉄道大好きな私は、まだこんなに鉄道マニアが有名になる前に娘と行きましたが、娘はあまり喜びませんでした。年甲斐もなくはしゃぐ私を白い眼で見ていましたっけ。

 

 埼玉県で全国一位のものは、ブロッコリー・小松菜の生産量。ゆりの花の出荷量も全国一だそうです。よく知られているのは、深谷ねぎとか、草加せんべいですね。大都市をターゲットにした近郊農業が盛んです。近郊農業の説明はできるかな?

 

 埼玉では、雛人形の生産が全国一です。岩槻というところで生産されています。日光街道が整備されると、岩槻には日光東照宮の修理などを請け負う職人たちが住むようになりました。その職人さんたちが、人形をつくり始めたのが最初だといわれています。


 そして、川口という町は、「キューポラのある街」として、有名です。以前は鋳物(いもの)工場の煙突が立ち並んでいたそうですが、最近では生産方法が変わったりして、その光景もなくなったそうです。


 祭りで有名なのが、秩父の夜祭です。私の祖父の出身地ですが、私は夜祭に行ったことがありません。京都祇園祭、飛騨高山祭と共に日本三大曳山祭の1つに数えられてるそうです。毎年、12月2・3日の寒い冬の真夜中に、笠鉾・山車の巡行があります。


 ところで、埼玉県は、大都会東京のベッドタウンとして人口が増えています。都心にあった大学も、広い場所を求めて埼玉に引っ越しました。南部のほうは、東京から直通の私鉄も入り込み、東京との境がわからないくらいになっています。

 

 さて、最後に問題。都心の人口が少なくなり、周辺の人口が増えることを何現象というでしょうか。


     ・・・・・・・・・・・ドーナツ化現象ですね。(あぁ、ドーナツ食べたい)