高校入試のアドバイス


高校入試について

長年入試に携わってきたベテラン講師だけができるアドバイスをどうぞ!


公立高校の入試まであと半年

夏休みが終わって、いよいよ本格的な高校入試の勉強の始まりです。

夏休み中に復習した1・2年生の基礎を基に、入試問題に近い問題を解いていきましょう。

過去問は、英語と数学以外は解けます。ただし、理科・社会はまだ学習していない部分を除きます。問題を見ればすぐにわかります。その問題はまだ先に残しておきましょう。

 

3年生の2学期の学習は、特に数学と英語は高校入試に直結しています。1・2年の学習を自分で進めつつ、学校に授業をよく聞いて、3年生の内容をしっかり身に着けていきましょう。

1・2年の学習と違って、繰り返し復習したり学習し直す時間はありませんよ。授業中に理解出来るようしっかり聞いてください。

 

私立高校の入試までは4か月しかありません。気を引き締めて自分で勉強しましょう!


 学校見学が都合でできなかった場合や高校の詳細を知りたい場合等には、保護者が直接高校に電話して理由を話し、見学させてほしいとか話が聞きたいとか頼んでみると良い返事がもらえると思います。特に私立高校は丁寧に対応してくれます。少しでも疑問な点があったら遠慮せずに電話してください。

 

  高校入試は子供の将来に大きく関わる出来事です。将来の道がほぼ決まってしまうかもしれません。志願高校を決めることは、それほど大切なことなのです。悔いを残さないよう、子供と保護者で十分調べ、話し合い、納得のいく学校を選んでください。


高校は成績だけで選んではいけません

 

もちろん行きたい高校が選べるのがいいですね。しかし成績や通学の関係で選べないかもしれません。

また、行きたい高校がない人もいるでしょう。いずれにしても高校の特徴を知っていることが必要ですので、大雑把に特徴を説明します。

 

公立の普通高校

大学進学を考えている人

公立の専門高校(商業・工業・農業他)

大学進学には向いていない。簿記検定など資格をたくさん取る。

私立の大学付属ではない普通高校

 大学進学を考えている人

私立の大学付属の高校

 大学進学を考えている人

 付属の大学への進学を考えている人(大学を外部から受けるよりは進学しやすい)

群馬高専

 高校というより理工学系の大学に近い5年制の学校。自分ひとりで勉強ができる人。

 大学への編入が可能。唯一留年がある学校。

 

選ぶうえでの注意点

・高校の雰囲気や学習内容が自分に合っていると判断した高校を選ぶこと。

 公立と併願で私立を受ける場合は、万が一行くことになったら行ってもいいと思える私立を選ぶこと。

・成績だけで高校を選ばないこと。特に学習内容を知らずに成績だけで専門高校を選ぶと、途中で辞める人が多い。

 

ここで厳しい一言を・・・

 

公立普通高校だと1年の夏~秋には、文系・理系のどちらを選ぶか決めさせられます。中学3年のうちから、将来どんな方向に進みたいのかを考えておく必要があります。また、受ける大学と学部によって受験に必要な科目が違いますので、できれば中学3年生で行きたい大学と学部を調べてから高校を決めたほうがいいですね。


高校入試についてご不明な点がございましたら、ルーモ学習塾までご連絡ください。