〇〇県の有名なもの 沖縄編

 

あはは、いっきに南まで飛んじゃったぁ。でも、北海道と対比できて覚えやすいかも・・。

 

 まだ行ったことのない者にとって、沖縄県の印象は、「暑い」「海がきれい」「のんびり」「電車がない」「雪が降らない」「さとうきび」「パイナップル」「コトー先生」・・・かな。(ドラマの「コトー先生」が映画で帰ってきました・・うれしかったな)

 

 沖縄県は、昔は「琉球」といって、室町時代には「尚氏」が国を治めていました。「首里城」は尚氏のお城です。「日本」本土と中国の「明」、東南アジアとの貿易で栄えました。だから、他の県とは少し違った文化を持っています。(北海道もアイヌの文化が残っています)言葉も独特ですよね。

 

 県庁所在地は那覇市。那覇のある本島のほかに、宮古島、石垣島、西表島、与那国島などの島を有しています。与那国島は、日本の最西端の島でしたね。

(1年の時に勉強した日本の最南端「沖ノ鳥島」、最東端「南鳥島」はどちらも東京都で、最北端の「択捉島」は北海道です。)日本や中国・朝鮮半島に来る台風の進路にあたるので、高い建物は少ないです。全国一のものは、パインアップル、さとうきびの生産量です。ゴーヤチャンプルとか豚足とか新鮮な魚とか・・・行きたいなぁ。青い海、白い雲、のんびりと過ぎていく時間。

 

 でも、そんなイメージとは裏腹に、沖縄には、アメリカ軍の基地があります。嘉手納基地です。第二次世界大戦の時に、連合軍に、唯一上陸された日本です。私など想像もつかないほどの悲惨な戦いがあったことでしょう。(そのことを考えると沖縄の方たちには頭が下がります) そして、終戦後は、すっかりアメリカの支配下にはいります。日本に返されたのは、1972年5月15日。約27年間、沖縄は日本ではありませんでした。

 

 沖縄は、日本であり日本でない・・という歴史を、ずっと昔からたどってきたように思えます。位置からいったら、中国になっていてもおかしくなかったのですものね。でも、今の沖縄は、日本の県です。南は沖縄、北は北海道、ぜ~んぶ日本です。日本って、面積は小さいけれど、気候や地形など多種多彩に富んでいますね。大好きです、日本。